うちのキッチン Living Stationとの出逢い』で、
絶対にLiving Stationを入れようと決意したわたしは、
そこからは、ひたすらカタログを読み込みました。

仕様を決めるまでの大切な別れ道となった、クラスの差について、
今回は書いてみようと思います。
わたしがその差を把握するまでには、すこし時間が掛かったので、
わたしなりにすこしまとめてみたいと思います。



Living Stationには、LクラスとSクラスがあります。
今は、New LクラスとNew Sクラスという名称になったようですが、
わたしが見たところだと、ほぼ同じようです。

ひとことで言ってしまえば、Lクラスは、高級なクラスで、
Sクラスは、標準クラスといった感じです。
ウチは、両方を検討した結果、Sクラスを選択しました。

Lクラスの方が、面材・カウンター材・取っ手金具・水栓金具など、
様々な点において選択肢が多く、Lクラスでしか選べないものも多いです。

また、引出しの奥行に違いがあります。
New Lクラスだと最大で575mm、New Sクラスだと最大で475mmと、
10cmの差があります。
まったく同じサイズのキッチンでも、収納力に違いがでてしまいます。

ウチのSクラスのキッチンは425mmなので、さらに収納力は下です。
たしか、その時のLクラスは525mmだったと思います。

上がNew Lクラス、下がNew Sクラスです。





他には、引出し内部の仕様や、カウンター仕上げの選択肢などにも差があります。
それと、Lクラスでは、いろいろな細かいオーダーが可能です。
細かなサイズ調整や、キッチンと一体のテーブル、飾り棚の造作など、
こだわったオーダーが可能になるようです。

Lクラスだと、こんな事も可能になります。



そして最後に、ウチにとって1番影響した違いなのですが、
それはカタログには載っていない、値引率の差でした。

当初、ウチはLクラスの採用を考えていました。
理由は、下の3点です。
・Lクラスでしか選べない水栓金具が入れたかった
・Lクラスでしか選べないハンドル取っ手を使いたかった
・できれば収納容量は、多い方が良いと思った

ショールームでLクラス・Sクラス、どちらでも見積りを作って頂いたところ、
定価の差額はほとんどなく、だったら・・・とLクラスの採用を考えていました。
Lクラスで下の方のランクの面材や仕様を選んで、Sクラスの仕様に近づけたところ、
Sクラスとの差は数万円程となりました。

しかし概算の為にお願いした、業者さんの見積りの結果を見ると、
掛率に大きな差があることに気付きました。

メーカーによっても、掛率は異なりますが、
さらに商品のグレードによっても、やはり掛率に差があります。
一般的に、Sクラスのような標準クラスの掛率に比べて、
Lクラスのような高級なクラスの掛率は、高くなる事が多いです。
つまり割引率は、Sクラスの方がLクラスよりも高くなります。

確かウチの見積りでは、LクラスとSクラスの割引率の差は10%程で、
トータルの金額の差は、20万円ほどになりました。

Lクラスにしたかった理由と、20万円のコストダウンを天秤に掛けて、
ウチは、Sクラスを選択することにしました。

Sクラスにしたことで諦めた3点の中で、今最も悔やんでいるのは、水栓金具です。
リビングステーションのSクラスに、Lクラスの水栓金具を入れたと書かれた記事を、
最近見つけてしまい、ウチもしかして入れれたのかな?と思ったら、
お願いしてみなかった事を後悔しました。
水栓金具だけ施主支給も考えたのですが、問題がおこるかもしれないと諦めたのです。

キッチンを使用して3年経った今、もう一度よく考えてみると、
気になっていた収納は、今のところ足りていますし、ハンドル取っ手も気に入っているので、
やっぱりウチは、Sクラスにして良かったと思います。



キッチンに限らず、ユニットバスやトイレ、洗面台などの設備は、
施工業者(卸売業者)によっても、メーカーによっても、商品によっても、
掛率は変わることが多いと思います。
定価の高さにまどわされずに、面倒でも見積りをとることが大切だと思いました。


そこで間違ってはならない、割引率と掛率について解説してみようと思います。
業者さんは掛率をよく使いますが、お客さんに分かりやすいようにと、
割引率で提示される場合もあると思います。

割引率は、定価から割り引かれる率のこと。
掛率は、定価に掛ける率のことです。

定価100円、仕入値60円の商品は、
仕入値60円÷定価100円=掛率0.6(60%)
定価100円-仕入値60円=値引額40円 値引額40円÷定価100=値引率0.4(40%)
つまり、掛率60%と、値引率40%は同じです。

掛率は低い方が、割引率は高い方が、仕入値は安くなります。
数字は好きな方なのに、見積りをたくさんとると、たまに間違ってしまいそうだったので、
すこし解説してみました。



今回も、文章ばかりになってしまったので、
前回とは別アングルから、ウチのキッチンの写真を。



次回のキッチンの記事では、細かい仕様をご紹介できたらと思っています。
その前に、こいのぼり・・・(苦笑)
6月になる前には!


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